息子の扁平母斑の治療記録 PR

【5】扁平母斑の治療をやめました【扁平母斑について検索しまくる日々】

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前回の話【4】はこちらから↓

【4】扁平母斑の治療をやめました【扁平母斑という診断】

扁平母斑について先生に聞いたこと

皮膚科の先生に、息子のほっぺの茶色い部分を「扁平母斑」だと診断された時に、混乱する思考の中でも、まず聞いたのが、もちろん、これでした。

私「あざ…って、自然に消えることはありますか?」

先生「あざによるけど、このタイプ(扁平母斑)は自然には消えないタイプのあざです」

もう、目の前が真っ暗。

私「治療はできるんですか?」

先生「レーザーで治療することは出来ますが、これは再発することが非常に多いあざなので…」

私「でも、治療自体はできるんですね?」

先生「治療はできますが、レーザー治療には痛みもあります。麻酔もしますが、輪ゴムで弾くくらいの痛みはあります。細かく何度もレーザーを打てば、こどもには痛いです」

私「泣くほど痛いですか?」

先生「こどもは泣きます」

↑はっきりと言葉にはしなかったかもですが、治療には確実に前向きではない感じの雰囲気と言い方でした。

頭の混乱はまだ続いていましたが、このままここにいても、何かが改善するわけでもないし、先生の態度も、どことなく威圧的だし、もう、一旦帰ろう…と思って、病院を後にしました…。

今思えば、それまで優しかった先生が、急に威圧的になったのって、やっぱり、自分の誤診に気付いたからなんだろうなって思います。

カルテは先生が持っていたわけだし、それまで、ずっと「乾燥」って診断して保湿剤を出し続けてきた記録もあるわけで、

「やばい、これ、母斑だった…」

って気付いたからこそ、威圧的な態度で、さっさと帰らせようとしたのかもなぁ…。

男のお医者さんが強い口調で責めてきたら、女性である私は、やっぱり怖いよ…

(T_T)

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扁平母斑について検索しまくる日々

そんな感じで帰宅してからは、とにかく、育児の合間を縫って、検索・検索・検索の日々!!

扁平母斑は本当に消えないのか

消す方法はないのか

消してくれる病院はないのか

治療にいくらくらいかかるのか

どのくらいの割合で再発するのか

実際に治療で消せた人はいるのか

治療の記録をまとめたブログはないのか

インスタに情報はないのか

レーザーの痛みはどのくらいなのか

何歳から治療を始めればいいのか

それから、こどもの扁平母斑は…

母親である私のせいで出来たものなのか…。

もともとの私の遺伝子に問題があった?

体質に問題があった?

妊娠中、いけないことをした?

つわりがひどくて寝てばかりいたから?

食べたものが悪かった?

出産に時間がかかったから?

私が…妊娠期間中、もしくは出産の時に、上手にできなかったから?

葉酸不足だった?

それともほかの何かの栄養が足りなかった?

私の…

母親としての努力が足りなかった?

(T_T)(T_T)(T_T)

夫にも、皮膚科に行った日の夜に、すぐに「扁平母斑」だと言われたということは伝えていたけれど、その後の検索の回数でいったら、やっぱり母親である私の方が多かったように思います。

顔に扁平母斑があるこども。

Twitterで言葉を検索して、

インスタでも画像を検索して、

アメブロでも治療記録がないかをたくさんたくさん調べました。

この時の私の気持ちは、治療をする方向にしっかりと向いていました。

だって、再発の可能性があるとはいえ、

再発の可能性が極めて高いとはいえ、

皮膚科の先生にも嫌な顔をされたとはいえ、

治療によって、あざが消える可能性だって、わずかにはあるわけだったから

何もせずに後悔するよりも、何かをして後悔した方がいい。

私はそういう考え方だったので。

扁平母斑の場所が、体のどこかの、服で隠れる場所とかだったら、私もここまで必死にはならなかったと思います。

でも、顔なんです。

息子には、顔の一部(ほっぺ)に、扁平母斑があるんです。

数パーセントでも、アザが消える可能性があるのなら、治療をさせてあげたい。

治療をさせてあげたいから、そのためのリスクをしっかりと事前に調べておきたい。

私はそう考えていました。

つづく…

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エッセイとおやつとコーヒーでできている40歳主婦のゆるりの日々。and ひとりっこ息子(小2)のあれこれ。
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