息子の扁平母斑の治療記録 PR

【12】扁平母斑の治療をやめました【退院とレーザー治療の後のケア】

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前回の話【11】はこちらから↓

【11】扁平母斑の治療をやめました【ついに全身麻酔&レーザー治療へ】

やっと退院!

3日目の朝。

目覚めた息子は、お熱もすっかり引いて、元気に朝ごはんを食べられるまでに回復しました。

扁平母斑 全身麻酔

お熱が引いたことで、先生の許可もすんなりと出て、無事に退院もできることになりました。

退院前には、形成外科の男の先生から、退院後のあざのケアについて説明を受けました。

「今はほっぺのあざの部分は火傷をした状態になっていて、濃い茶色になっています。

ガーゼで保護してある状態なので、毎日、お風呂に入るタイミングでいいので、お風呂に入る前にガーゼをはがして、お風呂から出たら、また保湿をして新しいガーゼを貼ってください。」

「この、レーザーをした部分って触ると痛いですか?お風呂でしみたりしませんか?」

「痛みはほぼないと思いますが、レーザーで皮膚が刺激を受けていますので、優しくガーゼを剥がして、優しく保湿をしてあげてください」

そう言われて、塗り薬と、おまけに、2、3日分のガーゼとテープももらいました。

かなこ

退院後もなんだかんだでバタバタしそうだったので、とりあえずのガーゼとテープはありがたかった〜

いろいろあった入院生活だったけれど、とりあえず親子で無事に退院できそうだし、もう、それだけで、結果オーライかな…と感慨に耽っていると、なんと、形成外科の先生が、お部屋を出ていく寸前に、ふいに、

「…あの、今回の、入院の件…、いろいろと、すみませんでした…。」

と、

あ、

あ、

謝ったーーーー!!!!

驚き!

いや、昨日の、夫からの猛抗議のあとから、態度だけは控えめな感じではあったけれど、それでもきちんとした謝罪っていう感じではなくて、私としても、

「病院の先生というものは、謝らない生き物なのかもなぁ…」

「世の中には、そういう人種もいるんだろうなぁ…」

と薄々思いかけていたころだったので、

あ、

あ、

謝れるんかーい!!!

と、とてもとても驚きました。

驚きすぎて、

「あ、はい…」

とか、第一声はよくわからない返事しか出てきませんでしたが、落ち着いたあとで、

「ありがとうございました」

と、お礼は伝えておきました。

その後、退院の荷物を全てまとめて、個室を出て、ナースステーションに向かった時にも、看護師さん全員がそろってお見送りをしてくれて、

「息子くん、お熱が下がって元気な顔がみれてよかったです」

とか、

「お母さんの笑顔も最後にみれてよかったです!いろいろと、すみませんでした」

などなど、挨拶を交わして…

本当に、トラブル、トラブル、またトラブルの入院だったけれど、とにかく、無事に退院できました!!!

疲れたーーー!!!!

かなこ

請求された入院費用も、夫が交渉してくれた通りに、一泊二日分だけで、三日目の分は請求されていませんでした。

ただ、一番最初の「きざみ食」に関しては、病院側のミスとはいえ、多少なりとも息子も食べたし(いや、そりゃ多少は食べるやろ…とも思ったけど)、すぐに看護師長さん?が謝罪に来てくれたこともあって、一応、こちらがお支払いするというかたちにおさめました。

↑夫からしたら、私のこの対応も甘いのかもしれないけれど…

やっぱり、ミスをすぐに謝罪してくれるというのは、ありがたいことでもあったので…。

初めての扁平母斑の治療&入院で学んだこと

はじめての、扁平母斑の治療&入院体験で私が学んだのは、とにもかくにも、

先生とのやりとりは、すべて録音推奨!!!ということ。

驚くくらいに、「言った、言わない問題」って厄介です!

一番初めの相談から、治療方法、日程、入院の相談もあれば、そのやりとりもすべて録音が本当に必要!!!!

録音推奨の上で、同伴者の存在もめちゃくちゃ重要!!!

私達の治療のタイミングでは、コロナ禍真っ最中だったから、付き添いや同伴の条件もかなりシビアだったけど、今はもう、だいぶ、緩和されてきているのでは…?

なので、治療に関する話を先生から聞くときには、絶対に絶対に、誰かと一緒に行って、一緒に話を聞いたほうがいいです。

私の場合も夫が一緒に説明を聞いていなかったら、入院費用の余分な一泊分、ゴリ押しで請求されていたかもしれないです…。

もちろん、必要な治療費で、それが事前にきちんと説明さえされていれば、夫婦で相談の上、納得してきちんとお支払いをします。

でも、

「え!?なにそれ?」

「聞いてないんですけど…!?」

っていう、想定外の請求については、やっぱり納得しがたいし、怒りも湧きます。

『優しそうな先生だから大丈夫』

『大きな病院だから大丈夫』

っていう思い込みは危険です。

こどもを守るためにも、自分自身を守るためにも、病院内での先生とのやりとりは、録音&同伴者の鉄壁のコラボで挑んでほしいです…!

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退院後のあざのケアについて

我が家では、入院が12月27日、28日、29日だったので、退院後はまさに、年末。

世の中がバタバタしている中、我が家もバタバタしていました。

とりあえず、しばらく続くガーゼ生活のために、薬局に行ってガーゼを買い込み、ガーゼをとめるテープも買い込み、お風呂あがりに毎日ガーゼを貼りかえる日々。

レーザー照射後から1週間くらいは、4歳息子のぷくぷくのほっぺが、めちゃめちゃ濃い茶色に染まっていて、見るのも痛々しかったのですが、当の本人は、お医者さんの言ったとおりに大した痛みがあるわけでもなく、ケロッとしていました。

これはこどもの性格にもよるのかもしれませんが、うちの息子は顔に貼られたガーゼもあまり気にしない子で、取りたがることもなく、日中は、貼ったまま普通に過ごしていられたのも助かりました。

かなこ

これが夏だったら、汗とかでベタベタするからもう少し嫌がったかも、ね。

ベタつかない冬の治療でよかった!

なので、やっぱり、レーザー治療は冬がおすすめです。

(レーザー後の日焼けは厳禁なので、お医者さんも基本的には冬をおすすめするとは思うけど…)

レーザー治療後、あらためて考えて、

これがよかったなーと思ったのは、

冬に治療をしてよかった

→日焼け対策がしやすいしガーゼも蒸れない

→幼稚園も冬休みに入っていておうちでケアがしやすい

全身麻酔にしてよかった

→こどもに痛みの記憶がないので、あざ治療に対する恐怖心が芽生えなかったこと

4歳くらいである意味良かった

→あざ治療はできるだけ早めにとりかかる方がいい!という見解もありますが、メンタル的な観点からみると、説明をして話が通じる年齢の方が、その後のケアが楽です。

逆に、これ失敗した〜っていうこと

薬局で控えめにガーゼを買ったらあっという間に足りなくなった

→このくらいあればいいでしょ、と思って無難に普通サイズを買ったけれど、予想以上にガーゼ生活って長くて、(我が家では2か月~3か月くらい)最初から大容量買えばよかった!

テープは剥がすときに痛くないものを買えばよかった!

→ガーゼをしっかりと貼れるように「強力タイプ」のテープを買ったのですがこれが大失敗!顔に貼るテープなので、剥がす時に痛い!とこどもが大泣きして即使えなくなりました。(ゴメンね!)剥がれたら貼り直せばいいだけなので、「やさしく剥がせるタイプ」のテープが絶対の絶対におすすめです!

あとは、余談ですが…

こどもの顔に大きなガーゼが貼ってあると、目立っちゃうかな…?という心配に関しては、実際のところ、そんなに問題でもなかったです。

扁平母斑 治療後

マスクをしちゃえばほとんど目立たなかったので。

我が家では、当時、コロナ禍だったこともあって、日本中がマスクをして過ごしていたのでなんの違和感もなく、さらに、上の写真では水色のマスクですが、不織布のマスクにしちゃえばさらに同化してしまって、ほとんど目立たない状態でした。

退院後のあざのケアに関しては、まさに、案ずるより産むが易し…。

そこまで心配しなくて大丈夫でしたよ~

(*^^*)

痩せたいけれど食べたい40歳
かなこ
エッセイとおやつとコーヒーでできている40歳主婦のゆるりの日々。and ひとりっこ息子(小2)のあれこれ。
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