2020年の注目アーティスト

King Gnu「どろん」のMV考察|新聞の考察班が優秀すぎる件

 

キングヌーのどろんのMV!!
なにあれカッコよすぎなんですけど!!

カッコイイ&考察してくれといわんばかりの謎だらけの映像・・・
もちろん考察しちゃいますよ・・・!

 

この記事では、King Gnu(キングヌー)のうたう「どろん」のMVを楽しく考察しています。

自分だけでするオリジナルの考察も楽しいけれど、やっぱりファンのみんなの考察は大いに参考になるし、何より具体性があって考察の完成度も高い!

「そこをそう見るのか!」

とか、

「その着眼点は細かい!!」

とか。

「なるほど、なるほど」と思わず膝を打ってしまう考察は、ツイッターからもちょこちょこといただいてまとめておいたので、あわせて読んでみてくださいね!

ちなみに、MVに一瞬うつるだけの新聞記事も、考察班の方々が優秀過ぎて、ほぼ記事の内容が判明しています。

「あのリアルな事件を引用しちゃうかー!」という目線でも、どうぞお楽しみください。

 

King Gnu「どろん」のMV

もうすでに見ているとは思いますが、「どろん」のMVも貼っておきます。

考察の前にあらためて見るもよし

考察の途中で映像を確認するためにみるもよし、です。

 

King Gnu「どろん」のMV考察・映像篇

まず一番最初に出てくる男性の目。

これはレンズにまつ毛が大きく映っている事からルーペ(拡大鏡)だと分かります。

顔を固定されて片目にルーペ。
嫌でもそこを通してしか、その奥を見る事ができない。

そんな男を管理室から監視しているのがもう一人の男性(ふとっちょ)
足を机にのせてからだは椅子にもたれさせて。
のんきな監視です。

その後、他にも拘束されているような男たちが5人。
彼らも片目にルーペを付けています。

でもこの5人は、監視されている方じゃなく「最初の男の監視役」のような印象。
最初に出てきた一人の男を、5人全員が、自分たちのようにしようとしている?

「はみだすな」
「右にならえで生きろ」

と言いたいのかな。

ここで意味ありげな新聞記事(2:12)
(のちに解説)

荒ぶる海をバックに支配者(?)3人がこちらをにらむ。
光る右目。

ふたたびルーペを付けられた男性が画面に登場。
背後にはきれいな花。
片目に付けられたルーペを外そうともがくが、それを阻止しようと近付く数名の影。

その様子をモニターごしにみている管理室のふとっちょ監視員。
やっぱりなにやらもぐもぐと食べていてのんきそう。

もしかして、拘束されているルーペの男は、ルーペを外して後ろにあるきれいな花をみようとしているのでは?
ルーペ越しではなく、自分の目で美しいものを見たいのでは?

ルーペを外したい男。
それを阻止したいたくさんの黒ずくめの男たち。
その両方の様子を別室(監視室)で見て愉快に笑っているふとっちょ。

ふとっちょ的には、どちらの味方でもなく、ただ楽しければいいという感じ。

***

一通り争ったあと、最終的には、美しい花を胸に抱き安らぐ男たちの姿。

ヘッドホンで聴覚を奪われている男
ルーペ(眼鏡?)で視覚を奪われている男

部屋の中は、もう落ち着いた雰囲気。

部屋そのものにも色がないので色彩も奪われていると解釈してもよさそう。

結果として、拘束・管理されている安心感よりも、自分の目で耳で、いろんなものを感じたいと思って・・・終焉??

ここまでが、MVの映像をそのまま素直に見たまとめです。
でもまだぼんやりとした流れなので、ここからさらにもう少し細かく追っていきますね!

 

King Gnu「どろん」のMV考察・世間の声篇

なるほど!
あの花は賞賛の花・・・確かにレプリカ的なポジションともとれそう。
形だけの賞賛。
本当に、心からのそれなのか・・・。

監視員=マスコミという目線も面白いです。
マスコミ=全てが悪、とは決して思わないのですが(真面目にお仕事をしている人もたくさんいると思っています!)
あざ笑う象徴として管理室に置いているのは面白いです。
何かを食べている様子から「余裕」や「お給料」「ターゲットを食いものにする」というニュアンスも読み取れて、すごい考察力。

 

やっぱりあれは拡大鏡ですよね。
補足として思うのは、
「物事の一部しか見ることができない」
 ↓
「物事の一部だけを大きく拡大(誇張)されて、それを嫌でも見せつけられる」
とも取れそうだと個人的には思います。
拡大されることによって、そのまわりの、本来視界に入るべき情報や世界がうつらない。
本当に大切なことは、本来、しまうまやカンガルーくらい(草食動物)広い視野で見るべきなのに。

ヌーも草食動物だよー!

 

この考察は、監視員のポジションについてものすごく的確に的を得て(射て)いる感じがして好きです。

私たち(大衆)のいる場所って、結局は、情報が操作されている一番奥の奥で(下の下?)
与えている上の方からしたら、下の状況なんて、良くても悪くてもどちらでもいいのでは?どちらに転んでもおもしろければそれでいいのでは?という気もします。

情報はとどまるものじゃなくていつだって流れていくものだし、その流れの一部分を切り取って、その数分、数日が楽しければエンターテインメントとして成り立つわけで、今この瞬間が愉快であれば、それでいいと思う人たちの存在は、確実にあると思うので。

当たり前の言葉だけど、
「恥じない生き方をしよう」
よく言われるこの言葉って、考え出すととても深い意味を持っていると思います。
「真実」を信じすぎるのも、良し悪し。
その真実は、あなたの真実ではあっても、必ずしも誰かの真実ではないのだから。

 

肝心の、制作に関わった映像作家、OSRIN(PERIMETRON)さんのコメントはこちら。

世の中曖昧にされた情報が多い気がして、流されやすい時代やと思ってます。我ら大衆が何に目を凝らさせなきゃいけないのかってのはずっと頭の中にあり、それをMargtと一緒に演出しました。固く、より渋く出来上がったと思います

どろんのMVのテーマは「盲目の視線」と定めて、作られているんだって。

 

盲目(もうもく)とは、
【1】目の見えないこと。
【2】他のものが目に入らず、理性的な判断ができないこと。また、そのさま。「恋は盲目」

引用:コトバンク

 

King Gnu「どろん」のMV考察・新聞記事篇

阿部定事件
阪神教育事件
その他、戦争の記事多数・・・

あの一瞬の映像でこれだけ調べ上げてくるんだから調査班すごすぎな件!

MV作った方々(PERIMETRON)も本望ですよ!

新聞の時代背景を考えると、この時代(戦争中)って、まさに情報源は新聞だけだった頃ですよね。
それが正しいとひたすらに信じさせられたからこそ、戦争という悲劇は起こったわけです。

その後、テレビの普及があり、情報を得る手段が増えても、やはり大きなちからに情報操作をされている感は否めなくて・・・

時代はめぐり、今ではインターネットというものがあらわれて、個々が自由に情報の発信ができ、個々が自由に欲しい情報だけを取り出せるようになったとはいえ、そこでも情報過多により、もしくは切り取られた情報により、結局正しい正解がわからない。

 

常に、常に、常に、

これは正しいのか
これが最善なのか
あそこになぜダミーをおくのか
たったひとつの本質はどこで判断するのか

1人1人がきちんと目を開いて、アンテナを立てて、自分の中での「最良」をはじき出して、生きていく時代になっているんだと。

どろんのMVは警告をしているような気がしています。

 

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さいごに

いろいろな考察を読み過ぎて、いろいろな方向から考え過ぎて、それを文字にしてまとめ直して、今回の考察もとても疲弊しました。

いやー、深い!
深くて重い!
そしてそして、楽しい!

今回はMV目線でがっつりと考察してみたので歌詞の方には触れていませんが、どろんは歌詞考察もかなりたくさんの意見があって面白いんですよね。

機会があれば私も・・・そのうち・・・。

そしてなにより、2020年に入ってからのKing Gnu(キングヌー)の勢いがスゴイ!!

Mステでのインパクトのある露出で、一気に知名度が上がった感もありますが、注目される根底の理由はやっぱりそのクオリティやポテンシャルの高さ。

2020年の末には、当たり前のようにテレビに連日出ていたりもするかもね。

私も、今後の活躍も随時チェックしていきます!!

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